セールスエンジニア部門マネジャー

K.N

2013年入社(前職:プロダクト販売推進)

前職は、大手通信グループのパートナー社員としてコールセンター運営やサービスプロダクトの販売推進などに従事。将来のキャリアステップを模索する中で当社と出合い、2013年に転職。現在はマネジャーとして活躍。趣味は、3歳と1歳になる2人の子どもと遊ぶこと。

まずは前職について伺えますか?

当社に転職するまで、大手通信グループのさまざまな案件に携わってきました。電話回線の施工管理ですとか、ITソリューションに関するコールセンター運営に取り組んだこともあります。その後、ある商材の販売推進に携わり、マニュアル作成や営業企画などを担当していたのですが、その頃に偶然、当社の前身企業の方と出会いまして、「ドコモグループの一員として、サービス提案を技術的な側面から支援してほしい」と声をかけていただいたんです。

転職を決意したポイントは何だったのでしょうか?

これまで幅広い経験を積んできましたが、自分なりのキャリアパスというのは見えていませんでした。しかし、若い会社の一員となって一緒に成長していけば、今後のステップも見えてくるのではないかと考えたことが理由です。また、プロダクトの販売推進の仕事ではお客様先に伺うことがあるとすれば、プロダクト自体に何かトラブルが起こった場合がほとんどでした。その点、セールスエンジニアになれば営業とともにプロジェクトのフロントに立って、さまざまな形でユーザー対応の経験を積むことができます。その知見やスキルはきっと将来も役立つと思えましたね。

入社5年目を迎えていますが、現在はどのような業務を担当されているのでしょうか?

昨年4月にマネジャーにキャリアアップしました。現在はプレイングマネジャーとして、スタッフ管理や案件管理といったマネジメント業務が8割、チームメンバーへの同行などの現場業務が2割程度のバランスです。また最近では、お客様への提案内容も「ネットワーク商材を導入して終わり」ではなく、複数のサービスを複合的に組み合わせて多面的に事業支援を行うといった、大型提案が増えています。そうしたケースでは、セールスエンジニアが技術提案の旗振り役になるシーンも珍しくありません。ですから、メンバー一人ひとりが、プロジェクトチームの中での役割を遂行できるように育成するのも大事な仕事ですね。

現在の業務ならではのやりがいや醍醐味はありますか?

やはり、高度な専門性を活かし、大型提案に貢献できることです。たとえば、一つの企業に対してネットワーク商品、ボイス商品、モバイル商品をセットで導入するケースがあるとします。この場合、ネットワーク構築のプランをまず検討します。さらに、それぞれのサービスをいつどのタイミングで導入していけばいいのかなど、技術的知見をもとに営業と企画を詰め、各関係者のハブとなって情報を取りまとめる必要も出てきます。こうした、いわば「ITコンサルタント」にも近い仕事ができるのは、これからのセールスエンジニアならではの醍醐味と言えると思います。

ドコモグループの一員となったことで、エンジニアとしてスキルアップした点はありますか?

あらゆる相談に応えられるだけの
広く深くのIT知識

私たちが扱うサービスのマニュアルは、すべて社内ポータルサイトにアップロードされていて、いつでも好きな時に読み込むことができます。また週に2度は「ノー残業デー」が設けられているなど、自己成長に投資する時間もしっかりとれるので、以前は仕事終わりにカフェで2時間ほど資格取得の勉強をしてから帰宅、といった暮らしを送っていました。そのおかげで、IT技術の知見は確実に深まったと思いますし、専門知識の幅広さも転職以前とは比べ物になりません。また、最近はマネジャーとして成長するために先輩方にアドバイスをもらいながら、試行錯誤を繰り返している段階です。まだまだ理想形は見えていませんが、メンバーにとってより良い手法を模索していきたいですね。

My first step

コンサルティングに不可欠な
折衝・交渉能力の獲得。

セールスエンジニアは仕事上、お客様先に伺う機会も少なくありません。また、協力ベンダーさんとの打ち合わせも日常的ですし、ネットワークの構築の際にはNTTコミュニケーションズのデータセンターの方々と業務に取り組む機会も豊富。“エンジニア”といっても、当社の場合は開発現場にこもるのではなく、自らさまざまな領域に出ていき、多彩な経験が積めるのです。そのおかげで、技術や専門知識だけでなく、折衝・交渉力をはじめとしたビジネススキルが磨かれたことは私にとって新しい一歩です。

Message
転職を考えている皆さんへ

フロントに立つ
エンジニアになろう。

営業担当に同行し、お客様先でプレゼンを行う機会もあるセールスエンジニア。プロジェクトチームに参画して営業と共にフロントに立てるということは、非常に特別なものだと思っています。その中で、お客様のニーズを掴む力や専門技術をかみ砕いて伝えるコミュニケーション力、他部署や協力ベンダーさんと連携する折衝力など、さまざまな力が磨けるはず。ですから、技術とコミュニケーションの両面で経験を積みたい方や、コンサルティングに近い業務にチャレンジしたいという方には、いい舞台になると思います!