ENGINEER’S TALK

お客さまのそばで技術者としての価値を発揮するソリューションエンジニア。
彼ら・彼女らはどんなことを想いながら、どんなキャリアを描いているのでしょう?
4名のソリューションエンジニアが集まり自由に語り合いました。

MEMBERS

  • ソリューションエンジニア

    金元 智美

    金元 智美

    2001年入社
    関西支社
    第一営業推進部門 
    主査

  • ソリューションエンジニア

    大瀬 健二郎

    大瀬 健二郎

    2019年入社
    関西支社
    第一営業推進部門

  • ソリューションエンジニア

    五十嵐 優輝

    五十嵐 優輝

    2023年入社
    関西支社
    第一営業推進部門

  • ソリューションエンジニア

    竹池 大樹

    竹池 大樹

    2023年入社
    関西支社
    第一営業推進部門

chapter

chapter1

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金元 金元
私たちは全員、関西支社のソリューションエンジニアですが、それぞれチームが異なるので任されている業務もさまざまですよね。みなさんはどんなお仕事をしていますか?
大瀬 大瀬
私はIT基盤に関するトータルソリューションの提案・導入支援を中心に行っています。昨今はサイバーセキュリティ関連のニーズが高まっているので、ゼロトラストなアーキテクチャで高度化するサイバー攻撃に耐えうるITインフラへ刷新するプロジェクトが多いですね。
五十嵐 五十嵐
ドコモビジネスのソリューションである「アクセスプレミアム」の提案・導入支援を専門に行っています。これはインターネットを経由せずにお客さまの環境とモバイルネットワークを接続することで、セキュアな通信を可能にするサービスです。今はとある公共機関のお客さまに向けたサービス提案に取り組んでいます。
竹池 竹池
五十嵐さん同様、私も特定のソリューションを専任しています。私が担当する「オフィスリンク®」は、ドコモのネットワークを活用して携帯電話を内線電話として利用できるサービスです。幅広い業種のお客さまから引き合いのあるサービスで、これまでに自治体やメーカーなどさまざまなお客さまのプロジェクトに関わってきました。
金元 金元
竹池さんと五十嵐さんは若手なので、特定のソリューションに特化して知識を深めるのは後々を考えると良い経験になりそうですね。私はみなさんが提供したシステムや端末などの保守案件を担当しています。プロジェクトリーダーとしてメンバーを指揮する役割です。非常に幅広いソリューションを提供しているので、その保守業務もかなり多様です。
大瀬 大瀬
そうですよね。ドコモビジネスソリューションズができてからNTTドコモとNTTコミュニケーションズ、どちらのソリューションも提供できる体制になったことで、取り扱うソリューションの幅はぐっと広がりましたから。私は元々NTTコミュニケーションズ側の出身で、ネットワークやインフラ関連の経験を多く積んできたこともあり、今のチームでより多くの経験を重ねたいと思っています。
竹池 竹池
私はまだ先輩から教わることも多いのですが、先日は自身の気づきをきっかけにトラブル回避に貢献できました。昔からスマホが好きでマニアックな知識を持っていたのですが、ソリューションを提供する上でマニュアル通りの設定を行うと、特定機種のスマホでは利便性が損われてしまうことに気づいたんです。自分の知識が役立ったことをうれしく感じました。
五十嵐 五十嵐
若手の意見やアイデアを歓迎してくれる雰囲気なので、こちらも発信しやすいですよね。私もマニュアルの整備など、チームの業務効率化に向けたアイデアを実現できたことがうれしかったです。もちろんプロジェクトを通じてお客さまに貢献する喜びもありますが、こうしてチームに貢献できることも仕事のやりがいの1つだと感じます。
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chapter2

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大瀬 大瀬
ソリューションエンジニアのバックボーンは人それぞれですよね。実際に私も少し変わっていて、高校時代は学業と音楽活動の両立に励んでいました。卒業後は音楽活動に集中した時期もあります。その後、NTT西日本のグループ会社で派遣社員として働くなかで、お客さまとの折衝業務に関心が高まり、ドコモビジネスソリューションズ(の前身会社)に転職しました。
五十嵐 五十嵐
そうだったんですね。私は学生時代にプログラミングやアプリ開発を学んでいたので、その知識を活かして幅広い業界に貢献できる会社に就職したいと考えました。学生時代にアルバイトで働いていた会社でDXの必要性を痛感した経験もあり、規模に関わらず幅広い企業のDXを支援できるドコモビジネスソリューションズに魅力を感じたんです。
竹池 竹池
私は大学で情報工学を学び、パソコンと向き合って研究する日々でした。その延長線で研究や開発を仕事にするよりも、お客さまと関わりながら現場目線で技術の知見を活かせる仕事をしたいと考えた時に、ドコモビジネスソリューションズと出会ったんです。
金元 金元
入社までの経験や動機も人によってさまざまですね。私の場合はプログラミングなどシステム開発の知識を活かしたいとドコモビジネスソリューションズ(※)に入社して、初めは社内向けシステムの開発や工事・保守を受託する部署に配属されました。そこで長らく経験を積み、その間に3回の産休・育休も取得。それから、人材採用・育成など、さまざまな部署で経験を積んでから、今の部署に移りました。
※当時はドコモCS関西
大瀬 大瀬
金元さんはいろいろな経験をされてきたんですね。私はインフラエンジニアとしてのキャリアアップを目指して入社しましたが、早くからアーキテクチャ設計などの上流工程を経験できる環境が成長につながっていると感じます。他社では運用などの下流工程から始まることが多いと思うので、ここは当社ならではの魅力ではないでしょうか。
竹池 竹池
大瀬さんの場合は中途入社で前職の経験もあったので、いち早く上流工程を任された経緯があったかもしれませんね。とはいえ、私たち若手も早くからお客さまとの折衝に携われますし、おかげで「社会や人に貢献している」という実感を得やすいと思います。
五十嵐 五十嵐
あらゆる業種のお客さまに対して幅広いソリューションを提供する会社だからこそ、入社後に自身の興味が湧く専門分野を見つけられる可能性も高いですよね。私は就職活動の時点ではどんな技術を極めていきたいかを決めかねていましたが、ドコモビジネスソリューションズなら仕事を通じて極めたい専門性を見つけていけると感じました。
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chapter3

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金元 金元
五十嵐さんが言うように、事業領域の幅広さはドコモビジネスソリューションズの大きな特徴の1つだと思います。私も保守案件を担当するなかで、今だに「こんなソリューションもあったんだ」と発見することがあるくらいですから。
大瀬 大瀬
本当に幅広い技術分野がありますよね。ドコモビジネスのショールームを見学した時にもそれを実感しました。モバイルだけでなく、ドローン、ロボット、VRなど、多様な商材があり、カスタマーからエンタープライズ向けまで、その対象も幅広い。それだけに、私たちソリューションエンジニアに求められる知見も幅が広いので、おもしろさと難しさは表裏一体と言えるかもしれませんね。
五十嵐 五十嵐
そうですね。その一方で、私や竹池さんの場合は特定のソリューションの専門家のような立ち位置なので、知識の広さよりも深さが求められていると感じます。「プロとして絶対に間違ったことは言えない」というプレッシャーを感じつつも、それが成長のモチベーションになっている部分も大きいです。
竹池 竹池
特定のソリューションでも、お客さまの要望や環境に合わせてさまざまな対応が求められるので、簡単にすべてをマスターすることはできませんからね。他方で、社内の勉強会に参加すると毎回知らない商材について学べるのでおもしろいです。
金元 金元
社内の業務効率化に向けて先端技術を取り入れるケースも増えましたね。自動化の仕組みや生成AIの活用が求められているので、常に自分自身の知見をアップデートしていかなければと感じます。
大瀬 大瀬
私も常にインプットを怠らないよう意識しています。毎日のルーティンとしてニュースサイトのチェックはもちろん、SNSでエンジニア系のアカウントをフォローして最新の情報を収集しています。キャッチした情報は部署のメンバーに展開することもありますよ。
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chapter4

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竹池 竹池
私はまだまだ勉強中ですが、仕事を通じてさまざまな知識が身につきました。担当するソリューションに関連して言えば、電話交換機や音声通信のためのVoIP技術についてかなり詳しくなりましたね。それから、プロジェクトでは社内外の関係者と連携するので、調整能力も磨かれたと感じます。
五十嵐 五十嵐
学生時代はネットワークについてほとんど何も知りませんでしたが、案件に関わることはもちろん、トレーナーの先輩が出してくれた課題に取り組むことで、知識を身につけることができました。お客さまの目線を大切にした提案やプレゼンテーションのスキルも鍛えているところです。
金元 金元
私たちソリューションエンジニアにとって、技術的な知見と同じくらいプレゼンテーションやコミュニケーションのスキルは重要ですよね。エンジニアといえど開発を行うのではなく、課題解決に向けて技術やソリューションを活用した最適解を導くことが私たちの仕事。だから求められるスキルも、一般的なシステムエンジニアと比べるとコミュニケーション寄りと言えるのかもしれません。
大瀬 大瀬
そうですね。「お客さまに近い」ところで専門性を発揮できることがソリューションエンジニアの醍醐味。私もセキュリティ分野のコンサルタントを目指してお客さまのそばで専門性を高めていきたいと思いますし、さらにはソリューションの枠にとらわれないシステム・インテグレーション部門のエンジニアも経験してみたいと思っています。
五十嵐 五十嵐
私は大瀬さんのように明確なビジョンは描けていませんが、まずはネットワークを軸としてさまざまな商材に関わりながら技術的知見を広げていき、エンジニアとして付加価値を発揮できるよう成長していきたいです。
竹池 竹池
ドコモグループの根幹であるネットワークに関する業務を経験したうえで、お客さまと対話する現場で働き続けたいと考えています。今後もICTのニーズは伸び続けると思うので、技術のアップデートとそれを扱うアイデアを掛け合わせることで、私たちのビジネスの可能性も広がっていくのではないでしょうか。
金元 金元
AIなどのコンピューターが人に代わって仕事をするとも言われる一方で、それらの技術を開発・活用するICT業界のエンジニアには、これからも重要な役割が求められるはずです。私も技術的知見を広げるとともに、管理職へのキャリアアップを目指したいと思っています。より組織運営に力を注ぐポジションから、ソリューションエンジニアの価値を高めていけたらと考えています。

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