営業担当マネジャー

M.H

2007年入社(前職:歯科衛生士)

前職は、歯科衛生士として約7年にわたって活躍。その後、営業職への転身を目指して当社の前身企業に転職。入社4年目にはマネジャーに昇格し、プレイヤーとしてだけでなくスタッフ育成でも活躍する日々。趣味は読書と家族旅行。

まずは前職のお仕事について伺えますか?

2007年にドコモビジネスソリューションズの前身企業に入社したのですが、それ以前は歯科衛生士をしていました。約7年勤務して、患者さんの役に立つ喜びは感じていたものの、与えられた仕事をこなすだけでなく、もっと自分自身で活躍の舞台を切り拓いていける仕事がしたいなと。その気持ちが強くなり、営業職に興味を持ったのです。

異業種からの転職先として、当社を選んだ決め手はなんだったのでしょうか?

最初のきっかけは、ドコモグループという点です。今の時代、通信やネットワークはありとあらゆる方に関わる「社会インフラ」ですよね。多くの方に役に立つ商品・サービスを扱うのは、非常に面白そうだと思いました。当時、ITやパソコンの専門知識はまったくなかったのですが、そんな未経験者の私を迎えてくれる体制を含めて、「ここで頑張ってみよう」と思えたことが入社の決め手になりました。

現在はマネジャーをされていると伺っています。

はい、関西営業所で5名の新人・若手社員の育成やサポートに取り組んでいます。メンバーの前職はさまざまで、例えば小売店で働いていた方もいれば、元栄養士や元介護職の方もいて、私の新人時代と同様に、1からの成長を目指す人ばかりです。だからこそ、メンバーの指導や教育には力が入りますね。

マネジメントをしていて感じるやりがいとは?

若いメンバーが日々成長していく姿を見られる喜びは、何にも代えがたいです。育成に取り組む時には、相手がどんなタイプで、何を考えているのか、まず辛抱強く聞くようにしているんですね。一例をあげると、以前私のチームにコールセンター出身のメンバーがいたのですが、当初すごく大人しい自己表現の少ない印象でした。しかし、話しを聞くと、実はアウトドア派でアメリカひとり旅の経験もあると。

実際、仕事でも「秘めたる闘志タイプ」と言いますか、普段は物静かでも、いざという時には行動力があり、必要な時のみサポートをすると着実に成果をあげていきました。きっと“大人しい”という先入観だけで、かまい過ぎていたら彼女の意欲は落ちていたかもしれません。そうした十人十色の個性に合わせたサポートが、一人ひとりの成長に繋がると充実感もひとしおです。

M.Hさんが感じている、この仕事の“成功の秘訣”とは?

「話す」こと以上に、
「聞く」ことが大事

マネジメントもそうですが、営業としてお客様に接する際も、やはり大切なのは「聞く」姿勢です。前職の歯科衛生士時代から、相手の話をしっかりきくことが、コミュニケーションを円滑にするポイントだと感じていました。その経験から、営業職に転身後もお客様を訪問する度に「もっと聞き上手になろう」「お客様の意図に寄り沿って会話を進めよう」と常に意識し、そのスキルに磨きをかけようと心掛けてきました。実際、そうした姿勢がお客様の信頼につながると、重要な商談もスムーズに進みやすいのです。
ですから、チームの新人メンバーの訪問に同行する際には、私自身がお手本となって「お客様に寄り沿って聞く姿勢」を伝えるようにしています。

My first step

「マネジャー」になったことで、
新しいキャリアが見えてきた

私は元々、フロントに立ってお客様と接することに生きがいを感じていたタイプ。実際、マネジャー昇格についても4度も辞退したほどです。しかし、当時の上司から「新たな経験をするチャンスから逃げているだけじゃないか」と言われ、チャレンジを決意。実際、今は“スタッフ育成”というメンバー時代にはないやりがいを感じていますし、マネジメントは本当に奥が深い。それに「ゆくゆくは新人教育の制度設計や企画に携わっていけたら」といった新しい道も見えてきました。

Message
転職を考えている皆さんへ

営業に向いているか、
心配な人もきっと大丈夫。

私自身、まったく畑違いの出身で、入社当初に持っていたのは、「人と接するのが好き」という想いと「やる気」だけでした。ですから、今はまだ「営業できるかな……」という人も大丈夫。入社してから成長できることが、たくさんあるはずです。私たちマネジャーは、「100人の新人がいれば100通りの育て方がある」と考えて、惜しみなくサポートします。ですから、成長への前向きな気持ちがあれば、ぜひ飛び込んできてください。