主査(セールスエンジニア)
T.I
2004年入社(前職:塾講師)
前職は、数学・物理の塾講師。30歳を迎え、「一度きりの人生、経験したことのない世界に挑戦したい」と考え、当社の前身企業に営業として転職。入社後はIT知識を磨き、セールスエンジニアに転身。2014年にマネジャー、2018年に主査にキャリアアップし現在に至る。趣味は家族サービスと日曜大工。
T.Iさんは2004年入社だそうですね。
セールスエンジニアとしては、古株ですね。30歳で当社の前身企業に転職し、2012年に前身のNTTコム マーケティングが誕生した際に、「セールスエンジニア1期生」として参画。会社の黎明期から組織づくりに携われたのは、本当に貴重でやりがいある経験でした。
前職ではどのような仕事をされていたのですか?
20代の頃はずっと、塾講師をしていました。担当教科は数学と物理。それに業務支援システムを導入するプロジェクトなどにも携わっていました。そこから、まったく新しい仕事に挑戦してみようと考えまして、ドコモグループに飛び込み、IT知識やセールスのイロハをゼロから学んで、今に至っています。
現在はどのような業務を担当されているのでしょうか?
関西営業所で、12名のマネジャー・メンバーを統括する「主査」というポストを任されています。主な業務は、チームのマネジメント、社員の育成や業務のサポート。それに加え、セールスエンジニア部署全体の施策づくり等にも取り組んでいます。現場の業務効率を改善し、働きやすく成長しやすい環境づくりができるか。それが私のミッションだと思っています。
業務を行う上で、大切にしてきたことは?
塾講師の頃の経験から、「自分が得た知識は、必ず周囲に共有する。それが次の成長に繋がる」というのを、私なりのポリシーとして行動してきました。セールスエンジニアは、ネットワークの基礎知識から最新のテクノロジーまで、あらゆる技術に精通することが重要です。
さらに一人ひとりが習得した知識を活かし、後輩にレクチャーしたり、勉強会を企画したり。共有していくと、技術に対しての理解が深まり、仲間からまた別の知識も得られて、成長スピードが加速していきます。ですから、何事も気さくに話し合える雰囲気というものは大事にしてきましたね。
T.Iさんが考える、セールスエンジニアの“キャリアアップのポイント”とは?
セールスエンジニアは、営業を技術的な面からサポートし、お客様に貢献するのが役目です。ですから、まずはどれだけ営業成果に貢献できたか?が、評価軸のひとつ。ただし、マネジャーなどを目指す過程では、「チーム全体に貢献できているか」も重視しています。
先ほどお話しした、技術的な情報の共有はもちろん、自身や仲間が大変なときにサポートし合える協調性なども、しっかり見ています。私自身も、マネジャー時代には、普段の業務と並行して全社規模の改革プロジェクトにも積極的に取り組んでいました。それは間違いなく主査へのステップアップに繋がったと思います。
My first step
「仕事の成果」が
部下の活躍に表れる喜び。
塾講師時代、私の目標は「生徒の大学合格」ではなく、「社会に貢献する人間を育てる」こと。つまり、仕事の成果が分かるのは早くても数年後でした。それがこの仕事では、お客様のために真剣に考えて行動すれば、効果がすぐに表れる。部下にとことん向き合えば、一人ひとりのキャリアアップや言動から指導の影響が見て取れる。それが当社に転職して得た一番のやりがいです。実際、私が育成に携わったメンバーからは、2名のマネジャーが誕生。彼らが、組織の上を見るのではなく、「部下や後輩のために働こう」と頑張っているのを見ると、胸が熱くなりますね。